バフェット流の投資方法とは?

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ウォーレン・バフェットの投資方法は、投資対象となっている企業の価値を測定し、特別損失の計上や、損害賠償費用の支払いなどの要因で、一時的に株価が企業価値を大幅に下回った時点で、一気に大量に株を買うというものです。

例えば、クレジットカード会社のアメリカンエキスプレス社が一時的に特別損失を計上したことがあり、そのときアメリカンエキスプレス社の株価は暴落しましたが、ウォーレン・バフェットはアメリカンエキスプレス社のビジネスモデルは崩壊していないと判断し、果敢に大量に株を買い、多額の利益を得ました。

アメリカンエキスプレス社のビジネスモデルには高い参入障壁が築かれていると判断したのです。

同様の投資対象としては、コカ・コーラ社も言えます。コカ・コーラ社は数十年前に業績が低迷しましたが、参入障壁が高く、コカ・コーラに対する世界的な需要見通しはきわめて高いと判断し、ウォーレン・バフェットは永久保有銘柄と判断してコカ・コーラ社の株を大量に取得し、大きな利益を得ています。

バフェット流の投資方法は日本でも通用するのか?

ウォーレン・バフェットの投資方法は、十分、日本の国内市場にも応用することが可能です。

例えば、今年の事例ではアスクルという上場企業を挙げることができます。

アスクルが個人向け通販事業として「ロハコ」というビジネスを展開していますが、ロハコの東日本の拠点となっていた倉庫が、今年火災で焼失してしまいました

このためアスクルは2017年3月期決算で特別損失を計上し、しかも倉庫という拠点を喪失したために2018年3月期においても、個人向け通販事業「ロハコ」の売上高が大幅に減少しています。

ところが、アスクルの株価は一方的には暴落していません。火災発生時にはアスクルの株価は3300円近辺につけており、火災発生後は株価が3000円を一時割りましたが、それ以降は株価が反転しています。

投資家は、アスクルのビジネスモデルは参入障壁が高く、業績は復活すると判断したのです。

つまり火災発生時の株価下落が、アスクル株の買い時であったわけです。

ウォーレン・バフェットの現在

ウォーレン・バフェットは現在86歳であり、すでに自分が死去した後の後継者を決定していると言われています。

しかし、ウォーレン・バフェット本人はいまも元気はつらつです。

近年はIT銘柄やネット関連株にも投資をしており、アップル社の株式を大量保有しています。

バフェットの失敗

そして、アマゾンドットコム社への投資についてはタイミングを逃してしまったと後悔の弁を述べています。

一方、今年2017年には投資していたIBM株については重大な判断をくだしました。

保有株式のうち3分の1を手放したのです。

IBM株については2011年から買い付けを開始し、やがて筆頭株主に躍り出ました。

しかしIBM社の業績は低迷し、株価も2011年時点と変わることはなかったのです。

このためIBM株への投資については「バフェットの失敗」といわれています。

バフェット,流